エイプリルフールに嘘を楽しめない人はまだ未熟
トーキョーでは嘘のように早く桜が開花し、すでに散り始めた中、今年も嘘の祭典、4月1日が我が家にもやってきた。
桜ふぶきが舞う街は嘘で塗り固められ、テレビやインターネットはフェイクニュースをひっきりなしに流す。そして人々はみな、プロフィールを偽るのだ。あれ、これ釣り針がでかくなっただけで普段と何ら変わらなくない?
そんな偽物が跋扈する中でも、唯一、と言っていいほど、変わらない真実が一つだけある。それは、
andrew avilaはいいぞ、
ということである。ここまでくれば、導入は完了である。以下ではエイプリルフールへの社会・民族学的な深い洞察も、新社会人へのアドバイスもそんなものはない。私の趣味のcardistryの話しかしない。もちろん、タイトルは釣り。
話題はがらりと変わってcardistry touchである。なぜ、今更andrew avilaの話を持ちだしたのかというと、3/27に待望のprismの公式解説動画がcardistry touchで公開されたのだ。もちろん無料!
この動画、すごい待っていた(3、4年くらい)、手の大きさが若干足りない気がするが、忙しくても時間を作ってぜったい練習する!!! ぜったいだ!!!!!
すごいイカす技なのでみんなも習得しようぜ!
この記事で言いたいことはこれで全てだ。しかし、ただ単に、他人の成果を拡散して記事を終えるのはあんまり好きじゃないので、PRISMの魅力とAvilaさんの魅力について軽く書いておく。
PRISMの魅力というと、なんといってもDisplay技なのに全体が一体となって動くというところである。普通のdisplay技でも手の位置を微妙に移動させてポーズをキメたりはするのだが、両手の間で剛体のように扱うことはなかなか難しい(落してしまう)。しかしPRISMはカードで三角柱を形づくり両手で挟んでくるくると横方向に回すことができるのだ。そして、何段でも追加が可能なところもすごい。
通称「アビラの動く城」と呼ばれる(私が勝手に呼んでる)WKCの決勝戦の動画moving castle※では最後の大技として5段のPRISMを実演している。この動画の中には両手の間をぐるぐる縦にまわす2A sequence、4Asequenceなどもあり、Displayを剛体のごとく動かす技が光っている(ただし、残念ながらこれらの技の解説はまだない)
ここまでくるとこういう人もでてきそうだ。
技が凄いのはわかったけど、cardistryやってる人ってずっと練習してるだけの引きニートおたくっぽいしこの人にはなんの魅力もないんじゃないの???
そんなことはない。
andrew avilaはいいぞ
Face bookからわかる簡単なプロフィールを書こう。
Andrew avilaはサンノゼ出身のアメリカ人で全米で最も住みたい街といわれるオレゴン州ポートランドでスタバのバリスタをやっている。
この肩書だけでおしゃれ過ぎてまぶしくて目が潰れそうになる。
他にも、WKCで厨パともいえるJaspas率いる最強のふらりす動画撮影軍団と単身戦ったりとか、cardistrycon2016でフリーの解説動画だよ、といわれてPETITEがいきなりスクリーンに映し出されて、こんなのいきなりできるかと会場がざわめいている中、独りブーメランカードを飛ばして余裕をかました上で、最後に「できたよ~」と両手を掲げるところとか、とにかく良さみがある。
cardistry con2016のlivestreme映像より引用、トリミングのみ加工済み。右下で両腕を掲げてるのがavila氏。
とりあえず、引きニートだと思った人はみんな土下座だ、土下座。
○| ̄|_←土下座をしているシビルカットさんの図
※動画の最後に人生のメリーゴーランドを採用しているのでこのタイトルは実際にハウルを意識しているとわかる
参考サイト